HEP FIVE UNIFORM PROJECT 2020

インタビュー

ファッション専門学校生からの応募により選ばれる、「HEP FIVEユニフォームプロジェクト」。レポート第2弾では、今回デザインを手がけた大阪文化服装学院の栂井 香澄(とがい かすみ)さんにサンプルチェックまで終えた現在の心境や感想をお聞きしました。

普段デザインをする時のポイントは?
リアルクローズよりアート寄りのファッションに取り組む機会が多く、アートの発想や観点を大切にモノづくりに取り組んでいます。制作の際にはリアルなものを作っているだけではなかなか前に進めない気がしていて…斬新な発想で、よりクリエイティブなものづくりを頑張っています。それは今までにないディテールへのこだわりだったりします。色々なコンテストに挑戦していますが、就職の際にはその思考を活かしてリアルクローズにも挑戦したいと思っています。
今回のユニフォームデザインはどのようにして生まれたのですか?
通年のデザインと、冬のコートそれぞれの色合いにこだわりました。違いがわかるようにと、1年中同じ配色だと着る人も見る人も飽きてしまうので新しい気持ちになってもらいたいという思いを込めてつくりました。それぞれの色の組み合わせについては、通年デザインは太陽のようなサーモンオレンジとミントグリーンの組み合わせで爽やかなイメージを意識しました。少し難しかったですがスカーフがポイントです。冬のコートについては、リサーチ中に今回の配色の基になった“靴”を見つけたのがきっかけです。このカラーを活かせないかなと思いデザインに起こしました。冬っぽい配色を意識しました。通年デザインと冬のコート共に白を入れながらバランスを取り、重くなりすぎないように仕上げました。また、アシンメトリーの変形した形やコートの襟の見頃など、ひとクセあるデザインになるよう意識して作っています。色合い通年デザインと冬のコートで大きく違いますが、パッと見たときのシルエットや、前身頃のタテライン、袖の白色の使い方などは統一したデザインにしました。
実際にプロジェクトに参加した感想は?
私はデザイナーを目指していますが、今回のプロジェクトに参加することで衣服が生成されていく過程を実際に体験できたことは非常に勉強になったと思います。また、フィッティングの際にインフォメーションカウンターのスタッフさんからポケットの大きさや、ボタンの付け方などの意見を聞いて、着る人を想ってデザインすることが大切だと感じました。丈感や着心地を含めて、気遣いをしたデザインができるようになりたいと思います。
最後に一言!
細かい部分までこだわってつくった服なので、実際に着てもらえるのが嬉しいですし、これからたくさんの人に見てもらいたいです!

製作チームやインフォメーションスタッフからも好評だった新しいユニフォームは、間もなく完成します。どうぞご期待ください!